コラム

コラム

ザガーロとプロペシアの違いを比較

今年2016年に新しいAGA治療薬として『ザガーロ』が発売され、ユナイテッドクリニックにもザガーロの処方をご希望の方が多く来院されるようになりました。今回は新しい治療薬のザガーロと有名なAGA治療薬『プロペシア』の違いを比較しながら説明いたします。

AGAとは

まず基本のAGA(エージーエー)について説明いたします。
AGAとは英語名Androgenetic Alopeciaの略で『男性型脱毛症』の意味です。成人男性に見られる脱毛症の一つで、思春期以降に額の生え際(前頭部)や頭頂部の髪の毛が一方、もしくは両方から薄くなっていくのが特徴となっていて、薄くなる範囲がゆっくりですが確実に止まることなく進行していきます。

日本でAGAを意識している男性はおよそ1260万人、AGAを気にしている男性は800万人と推定されていて、薄毛への対処(ケア・治療)をしたことがある男性は650万人、現在薄毛に対して対処している男性は500万人にも及んでいます。AGAは進行性の脱毛症であり、そのまま何もしないと薄くなる一方となりますので、早めのケア・治療が大切となります。

1-65

AGAの原因

AGAは色々な原因が考えられ遺伝や血液循環の乱れ、男性ホルモンなど様々な要因が考えられます。またそれらが複合となり原因となっている場合がほとんどです。

男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響

現在AGAの最大の原因と考えられているのはジヒドロテストステロン(DHT)の影響です。DHTは男性ホルモンの一種である「テストステロン」が「5α-リダクターゼ還元酵素」と結ぶ付くことで生成されます。テストステロンは骨や筋肉の育成、精子の生成、体毛増加効果など男性の成長に必要不可欠な要素です。5α-リダクターゼ還元酵素もテストステロンを補助する役割を持っているのですが、テストステロンと5α-リダクターゼ還元酵素と結びついて生成されるDHTは髪の毛にとってマイナスに働いてしまいます。

髪の毛は1本1本寿命があり、伸びては抜け、また生えるを繰り返しています。これを「ヘアサイクル」と呼び、通常髪の毛は休止期(3~4ヵ月)、成長期(2~6年)、退行期(約2週間)を繰り返しています。DHTが生成されると、このヘアサイクルの成長期に乱れが生じます。
ヘアサイクルの成長期では髪の毛は成長が始まり毛根が太く成長します。DHTの影響で成長期が短くなると、太く長い毛に成長する前に抜け毛を引き起こしたり、短い毛髪が多くなるため全体的に薄毛が目立つようになります。

遺伝の影響

遺伝が原因でAGAになる方もいらっしゃいます。
AGAの原因はDHTですが、このDHTが薄毛に作用するためにはアンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモン受容体の働きが重要になります。アンドロゲンレセプターは男性ホルモンを取り込む働きをすることから、アンドロゲンレセプターの感受性が高ければDHTの影響を受けやすくなります。
人は染色体を父親と母親の両方から半分ずつ受け継ぎ、父親からY染色体、母親からX染色体を貰います。アンドロゲンレセプターの感受性の高さは母親から受け継ぐX染色体の一部とされています。その為AGAは父親よりも母方の祖父を参考にするとよいとされるのです。ちなみに女性が薄毛に悩まされないのは、男性ホルモンの影響は受けるもののそれ以上に女性ホルモンの影響も多く受け抜け毛になりにくいためです。

血液循環の影響

毛髪の成長には栄養素が必要ですが、血液中の栄養素が毛包に届かせることが重要です。そのため頭皮の毛細血管の流れが重要となります。血管はタバコや睡眠不足、脂質を多く含んだ食生活などで傷つき収縮したりするため、髪の毛の成長に必要な栄養素が届かなくなるために細く短い髪の毛ばかりになってしまいます。

 

ザガーロとプロペシアの効果

ザガーロとプロペシアはAGA治療薬として一般的に使用されていますが、ザガーロ・プロペシア共に商品名であって有効成分はザガーロが「デュタステリド」、プロペシアが「フィナステリド」となります。

デュタステリドとフィナステリドは両者とも5α-リダクターゼ還元酵素を阻害してくれます。AGAの主な原因はDHTの働きによるものなので、DHTの数を少なくすることが出来れば通常のヘアサイクルになり髪の毛が十分に成長してくれます。DHTはテストステロンと5α-リダクターゼ還元酵素が結合することで生成されるので、5α-リダクターゼ還元酵素を阻害することが出来ればDHTの絶対数を減らすことが出来、AGA治療に効果的であるといえます。

ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)の違い

デュタステリドとフィナステリドは両方とも5α-リダクターゼ還元酵素を阻害しAGAを改善するという点では同じですが、デュタステリドはフィナステリドよりも1.6倍効果的であるとされています。

5α-リダクターゼ還元酵素はⅠ型とⅡ型に分けられます。Ⅰ型は主に後頭部と前頭部に存在するとされ、Ⅱ型は前頭部と頭頂部に存在します。AGAの特徴は前頭部と頭頂部が薄くなる事なので、主に影響を与えているのは5α-リダクターゼ還元酵素はⅡ型であるとされています。フィナステリドで阻害できる5α-リダクターゼ還元酵素はⅡ型だけで、デュタステリドではⅠ型とⅡ型の両方阻害できます。両方の5α-リダクターゼ還元酵素を阻害できる方がよりAGA治療には効果的な為に、デュタステリドを使用したAGA治療の方がフィナステリドの治療よりも効果的であると言えます。

1-61

記事監修

平成元年
埼玉医科大学医学部卒業
平成元年
東京医科大学付属病院
平成5年
牧田中医クリニック
平成8年
西熊谷病院
平成29年
ユナイテッドクリニック上野院院長就任

診療メニュー一覧

診療の流れ
採用情報
ユナイテッドクリニック公式サイト
新宿南口ユナイテッドクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック東京駅前院公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
名古屋ユナイテッドクリニック公式サイト
京都四条烏丸ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト
PAGE TOP
タップで電話発信します
03-6231-6472
[月~土] 11:00~20:00 [日・祝] 10:00~17:00
(休診 15:00~15:30)
診療の流れ 求人情報
ユナイテッドクリニック公式サイト
新宿南口ユナイテッドクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック東京駅前院公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
名古屋ユナイテッドクリニック公式サイト
京都市場烏丸ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト