コラム

コラム

薄毛とは

薄毛とは

頭皮が見えてしまう状態、髪の毛が細く弱い状態、抜け毛が多い状態など、薄毛は様々に言われていますが日本臨床医学発毛協会による薄毛の見解は、髪が生え変わるたびに生えてくる髪が細くなり、髪にコシやツヤが次第になくなっていき全体的に髪の毛のボリュームがなくなっている状態となっています。単純に薄くなっていれば薄毛と言えそうですが、実は髪の毛そのものの状態や髪の毛の周期も関わり薄毛となっているのです。

また、男性によく見られるAGAも薄毛といえます。「お医者さんに相談だ」というCMで有名になったAGAは男性型脱毛症の略称で頭頂部や生え際の薄毛ですが、ヘアサイクルに影響を及ぼし髪の毛の成長を邪魔し、ボリュームをなくしていく症状のことをいいます。したがって、薄毛の状態を引き起こすAGAは薄毛そのものだといえるでしょう。

13

薄毛の原因

一般的に男性型脱毛症で薄毛になってしまうことが多いのですが。薄毛には多くの原因があります。

男性ホルモンの影響

頭頂部や生え際が薄くなっていくAGA(薄毛)になる原因は主に遺伝・頭皮環境・男性ホルモンの影響の3つです。このうち男性ホルモンの影響がヘアサイクルに大きな影響を与えています。ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが、通常2~6年ある髪の毛の周期を著しく短縮し、1年に満たない周期にまで変えてしまうのです。生え始めてから成長する期間が短くなるため髪の毛一本一本が細くなり、全体のボリュームが減っていくのです。またAGAは進行性ですから、何も対策をとらないと次々に症状は進行していきます。したがって、とても厄介で大きな原因の一つと言えます。男性ホルモンによる影響なので男性のみの症状に聞こえますが、女性もホルモンバランスの乱れにより男性ホルモンの影響を受け、薄毛になることがあります。AGAは症状によってハミルトン・ノーウッド分類と呼ばれる度合いの分類があります。

aga%e5%88%86%e9%a1%9e%ef%bc%88%e3%83%8f%e3%83%9f%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%b3%ef%bc%89

*AGA対策室(agaaga.net)より抜粋

食事、生活習慣

偏った食生活や過度の飲酒、タバコ(喫煙)などの生活習慣は薄毛の原因となります。元々髪の毛の生成に必要なビタミン・ミネラルは食事だけでは十分に補えない場合が多く、そこにさらに偏った食生活が影響し十分な栄養を取れない状態になってしまうことがあります。睡眠不足・無理なダイエットなども影響します。また、タバコはジヒドロテストステロンの増加・血行不良を引き起こすことが分かっており、過度な飲酒もジヒドロテストステロンの増加や肝機能の低下を招き、薄毛の原因に大きく関わっています。

ストレス

様々な不調の原因となるストレスですが、薄毛の原因の一つにも挙げられます。ストレスによる影響で自律神経やホルモンバランスが乱れ、血流が悪化し髪の毛に十分な栄養が届かなくなってしまいます。また、ストレスが原因で睡眠不足や食欲不振、うつ病などを引き起こし、それがまた薄毛を引き起こす負の連鎖にもなりえます。脱毛症の一つである円形脱毛症は、ストレスが大半の原因とされています。

遺伝

遺伝による薄毛は、特に母方の家系の影響を受けます。これは男性ホルモンを受け取る受容体の遺伝子に関わっており、この遺伝子は母親から受け継ぐためです。したがって、母方の祖父が薄毛の場合は遺伝による影響で薄毛になりやすくなっている可能性が高くなります。遺伝が気になる方は早めの対策をした方がいいでしょう。

頭皮の状態

頭皮の状態が悪いとその影響で薄毛になります。これは、例えばシャンプーするときに爪をたてて洗っていたり、ドライヤーを当てすぎてしまっていたり、カラーリング・パーマをかけすぎていると頭皮にダメージが蓄積され、髪の毛に産生に関わる器官の活動が抑制されてしまいます。長時間紫外線にあたることも状態を悪くする原因の一つです。もちろん、単純に長期間洗わないことも状態を悪くします。女性に多いのは間違ったヘアケアを続けてしまい、知らず知らずのうちに頭皮の健康を損なってしまうことです。生活習慣と合わせて頭皮の状態も気にかけて生活しましょう。

ホルモンバランスの乱れ(女性)

女性の場合、ホルモンバランスの乱れから薄毛になることが多いです。ストレスや生活習慣・加齢による影響からホルモンバランスが乱れ、様々な薄毛を引き起こします。睡眠不足や運動不足も原因になります。薄毛だけでなく普段の生活にも影響を及ぼすので、ホルモンバランスの乱れがひどいときには産婦人科に相談してみましょう。

脱毛症の種類

男性型脱毛症以外にも脱毛の種類がありますのでご紹介いたします。

円形脱毛症

名前が特に著名な脱毛症といえば円形脱毛症です。俗に10円ハゲと呼ばれるものです。何の前兆もなく円形・楕円形に髪が抜け落ちてしまう症状をいい、ストレスが原因にあげられることが多い症状になります。現在では自己免疫疾患との見方が有力になっています。自己免疫疾患とは、本来異物から身体を守る免疫系が正常な組織・細胞を攻撃してしまう疾患のことをいいます。これはつまり免疫系機能の異常といえます。年齢性別問わず見られる症状で、また髪の毛だけでなく全身の毛に起こる症状です。基本的に、円形脱毛症の場合はまずは皮膚科を受診するのが一般的です。

脂漏性脱毛症

フケが増え、頭がかゆくなり抜け毛が増えた…というような場合は脂漏性脱毛症の可能性が高いです。これは皮脂の異常分泌などの頭皮のトラブルにより起こる症状で、男性女性を問いません。皮脂が過剰に分泌されたり長期間頭皮を洗わずにいたりすると毛穴が脂でふさがれ細菌・雑菌が繁殖し、毛穴や毛根が炎症を起こして抜け毛が進みます。AGAと併発することもあり、そうなると一気に抜け毛が増えます。脂漏性脱毛症はまず第一に頭皮環境を整えることが大切です。

粃糠(ひこう)性脱毛症

比較的珍しい脱毛症の一つで、頭皮の角質異常により大量のフケが出ることが特徴です。特に、フケがパサパサと乾燥しているフケの場合は粃糠性脱毛症の疑いが強いです。ただし、フケがあるだけでは粃糠性脱毛症とは限りませんのでご注意ください。男性よりも女性に見られる脱毛症です。これはフケが原因で毛穴をふさぎ、皮脂や老廃物の処理が出来なくなり頭皮が炎症を起こし大量の抜け毛が発生します。ホルモンバランスの乱れやストレス、過剰な洗髪が原因と言われています。頭皮は洗いすぎてしまうと乾燥してしまい、そこからかゆみや炎症・脱毛症に繋がります。洗いすぎることは逆効果であることを忘れないようにしましょう。

その他の脱毛症

対症性脱毛症・・・重度のやけどやケガにより皮下組織までがダメージを受け髪の毛が生成されなくなる
結髪性脱毛症・・・髪を強く引っ張るヘアスタイルを続けた影響で毛根が弱くなり髪の毛が抜けてしまう
老人性脱毛症・・・加齢により毛穴が退化し、髪の毛の生成が行われなくなる
抜毛症・・・ストレスの影響で自分の正常な髪の毛を自分自身で抜いてしまう

薄毛の対策

7

では、薄毛に対して出来る対策はどういうものがあるのでしょうか。

生活習慣の改善

すぐにでも出来る薄毛対策として、生活習慣の改善が挙げられます。食生活の見直し、睡眠時間の確保、ストレスをため込まないためのスポーツや趣味、無理なダイエットや間違ったヘアケアを控える、タバコ・喫煙や飲酒を少しずつ減らしていく…このように改善できる点は多くあるため、まずはどれか一つからでも始めてみましょう。また、例えば極端に行おうとせずに、タバコであれば本数を減らしたり、食生活であればあまり摂れていない食材を週に1回でも食べてみたり、続けられるように少しずつ改善していくことがポイントです。

薬剤による対策

髪を生やす効果を得るには、やはり生活環境だけでは難しいです。現在、特に男性の薄毛・AGAに対して治療薬が登場しています。代表と言えるのが「プロペシア(フィナステリド)」です。AGA治療薬として特に著名なプロペシアは抜け毛を防ぐ効果を持ちます。薄毛の原因として、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの影響がありますが、このDHTはテストステロンという男性ホルモンが5α還元酵素の作用によって変換され作られています。プロペシアの成分であるフィナステリドは、この5α還元酵素の働きを抑制し、DHTの産生を抑えます。それによりヘアサイクルを元の状態に戻してくれるのです。2015年にはフィナステリドの1.6倍程度の効果を持つ成分デュタステリドが厚生労働省に承認され、さらに強力にDHTを抑制する薬剤が登場しています。

また発毛効果が唯一認められている成分があり、それをミノキシジルといいます。これはロゲインやリアップの成分で、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)でも発毛効果が認められています。ミノキシジルは髪の毛の成長に関わる器官である毛包に直接作用する効果があり、毛包内の毛母細胞を活性化させ細胞分裂が頻繁に行われるようになり、髪の毛が成長するようになります。これはミノキシジルにだけ認められている効果なのです。先ほどあげたロゲイン・リアップのような外用剤のほか、タブレットタイプの内服薬もあり内服薬の方がより効果が高いことで知られています。

日本でもこの薬剤の効果は認められていて、日本皮膚科学会が制定しているAGA治療ガイドラインではフィナステリドとミノキシジルがAGA治療において最高ランクのAランクになっています。これは強く行うよう勧められるという意味になり、フィナステリドとミノキシジルの併用がAGA治療の標準であるということになります。このガイドラインは2010年に制定されたため、2015年に承認されたデュタステリドは記載がありませんがフィナステリドより効果が高いため新しく制定されることがあればAランクとなるでしょう。したがって、フィナステリドかデュタステリドとミノキシジルの併用が標準といえます。

なお、薄毛は対策をすればすぐに髪が元通りになるということはなく、薬剤の服用後効果判定まで半年以上継続する必要があります。

髪形を変える

薄くなったからと言って諦めるのでなく、思い切った髪形にするというのも対策の一つです。今ではおしゃれ坊主と呼ばれるヘアスタイルもあります。ただし、当然ですがこれは元々の薄毛の原因の解消にはなりませんから、その場しのぎの一手になってしまう恐れがあります。

薄毛を予防しよう!

薄毛は大きな悩みとなりますから、気になり始めたら生活習慣を見直し改善していきましょう。より良い生活習慣を送れるようになれば、それは薄毛に対してだけでなく健康にも良い影響を与えるのは間違いありません。とはいえ、やはり生活習慣はなかなか変えづらいものです。薄毛でお悩みの男性はいつでもお気軽に当院にご相談ください。

記事監修

2008年
久留米大学医学部医学科卒業
2008年~
福岡大学病院にて卒後臨床研修後、同大学医学部形成外科に入局 (2017年3月退局)
2011年
山口県済生会下関総合病院形成外科
2012年
新小文字病院形成外科
2013年
福岡大学大学院生体制御系専攻入学(2017年3月修了)
2014年~
正樹会佐田整形外科病院形成外科
2016年
九州中央病院形成外科
2017年4月
ユナイテッドクリニック福岡博多院院長就任

診療メニュー一覧

診療の流れ
採用情報
ユナイテッドクリニック公式サイト
新宿南口ユナイテッドクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック東京駅前院公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
名古屋ユナイテッドクリニック公式サイト
京都四条烏丸ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト
PAGE TOP
タップで電話発信します
03-6231-6472
[月~土] 11:00~20:00 [日・祝] 10:00~17:00
(休診 15:00~15:30)
診療の流れ 求人情報
ユナイテッドクリニック公式サイト
新宿南口ユナイテッドクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック東京駅前院公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
名古屋ユナイテッドクリニック公式サイト
京都市場烏丸ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト