シアリス(一般名:タダラフィル tadalafil)
ED | ||
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シアリス 日本新薬純正品 | ||
10mg | 1錠 | ¥1,440 |
(10+2)錠 | ¥14,400 | |
20mg | 1錠 | ¥1,590 |
(10+2)錠 | ¥15,900 |

シアリスは米国のイーライリリー社から発売された第3のED治療薬です。2013年にはバイアグラを抜いて世界シェア第一位に輝き、現在世界中で一番人気のあるED治療薬です。日本では日本新薬が販売しています。
シアリスはバイアグラやレビトラとはコンセプトの異なるED治療薬です。3種類の薬剤はともにPDE-5阻害剤と呼ばれる薬剤ですが、シアリスは食事・アルコールの影響を受けにくい、副作用が最も少ない点が大きな特長で、また長時間効果が持続します。
*ユナイテッドクリニック渋谷院ではシアリスでのED治療を推奨しています。
シアリスの効果
シアリスの大きな特徴は食事・アルコールの影響をほとんど受けない、副作用が最も少ない薬剤ですので、前もって服用しておけば食事のタイミングをあまり気にする必要がありません。これはバイアグラ、レビトラとは異なる特徴です。
またその効果持続時間は約30~36時間と長時間のため、旅行中など性行為のタイミングが掴めないときなどは非常に有効です。海外では金曜の夜に服用すれば日曜まで効果が持続するため、「ウイークエンド・ピル」と呼ばれて人気が高い薬剤です。
シアリスの効果発現は服用から1~2時間で、その後30~36時間程度効果が続きます。ただしその効果は時間経過とともに減弱していきます。効果のピークは服用3時間後です。シアリスも他のED薬と同様に性欲増進や性感染症予防効果はありません。
シアリスの飲み方・服用方法
シアリスの効果発現は1~2時間とバイアグラ、レビトラと比べて個人差があることが知られております。慌てて服用しなければいけない場合はシアリスよりバイアグラのほうがよいでしょう。バイアグラは服用後30~60分程度で効果を発揮します。
またシアリスは食事・アルコールの影響をもっとも受けにくいED治療薬ですが、影響をまったく受けないというわけではありません。飲食後は他のED治療薬と同様に効果が減弱したり効果発現に時間がかかったりする場合があります。食事を摂らなければいけない場合には食事量を控えて食後2時間くらいしてから飲むようにしてください。
シアリスの副作用
シアリスの副作用としてはバイアグラやレビトラと同様に頭痛、動悸、顔の火照り感、目の充血、鼻づまりなどが知られていますが、症状は自然に収まりますので過剰な心配は不要です。またシアリスはED治療薬3剤のなかで一番副作用が出にくいといわれている薬剤です。
シアリスでも頭痛が出たり頭痛が心配な方はロキソニンなどの頭痛薬を併用してください。ユナイテッドクリニック渋谷院でもご用意しております。
シアリスとアドシルカ・ザルティアの違い
シアリスと同じタダラフィルを有効成分に持つ薬剤が他にも存在します。
1つ目はアドシルカという薬剤名で、肺動脈性肺高血圧症(難病指定疾患)の治療薬として承認されています。 アドシルカの用法用量は、「通常、成人には1日1回タダラフィルとして40mgを経口投与」となっています。
2つ目はザルティアという薬剤名で、前立腺肥大の治療薬として承認されています。2.5mg錠と5mg錠の2種類が2014年4月17日に国内にて発売が開始されています。1日1回タダラフィルとして5mgを経口投与することで前立腺肥大による尿道の圧迫を緩和させ排尿障害や残尿感を改善する効果があります。
以上のようにタダラフィルは「勃起不全」「肺動脈性肺高血圧症」「前立腺肥大症」と各々の適応ごとに3つの製品名を持つ成分です。
シアリスを服用してはいけない方(禁忌)
シアリスはレビトラほど禁忌・併用禁忌薬は多くありません。
以下に該当される方はシアリス錠の服用はできません。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往がある患者
- 硝酸薬あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルヒド等)を投与中の患者
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者。
- 重度の肝障害のある患者。
- 低血圧の患者(血圧90/50mmHg以下)または治療による管理がなされていない高血圧の患者(安静時収縮期血圧170mmHg以上または安静時収縮期100mmHg以上)
- 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が6カ月以内にある患者。
- 網膜色素変性症患者(網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼの遺伝的障害をもつ症例が少数認められる。)
- 塩酸アミオダロン(経口剤)を投与中の患者
人工透析中でシアリスの服用は可能ですが効果の著しい増強が知られており、低用量から服用することをお勧めしています。 禁忌薬や副作用などの御不明な点や、御心配の方は遠慮せず気軽に医師に御相談ください。